GRX81G で共有機能がなくなりました。これを回復

いきなり解決方法: mrxsmb.sys を削除。その後再起動がお手軽。
GRX81G は Windows XP SP2 です。土曜日から苦心していたのです。あっちマシンのファイルを見ようとしたら、全然つながっていなくて気づいたいのです。エクスプローラで マイネットワーク → ネットワーク全体 → Microsoft Windows Network をクリックしても ネットワークが起動していない可能性うんたら という状況でした。
サービスを窺ってみると Workstation と Computer Browser が起動しておらず、Workstation で「開始」を押しても「ローカルコンピュータで Workstation を開始できません。」。エラー コード は 2250 らしい。 Computer Browser の方も「ローカルコンピュータで Computer Browser を開始できません。エラー 1068: 依存関係サービスまたはグループを起動できませんでした。」とのことです。Computer Browser は Workstation に依存しているとのことなので、問題は Workstation が起動できないことにあるようです。
イペントビューアでシステムのログを眺めると、エラーがたくさんありまして、さかのぼっていくと 12 日の 23 時からエラーが出るようになったようです。「エラー; ソース: Workstaion; イベント ID: 5727; MRxSmb デバイス ドライバを読み込めませんでした。」「エラー; ソース: Workstaion; イベント ID: 5727; RDR デバイス ドライバを読み込めませんでした。」「エラー; ソース: Service Control Manager; イベント ID: 7024; Workstation は次のサービス固有のエラーで終了しました: 2250 (0x8CA)」「エラー; ソース: Service Control Manager; イベント ID: 7001; Computer Browser サービスが依存している Workstation サービスは次のエラーのため開始できませんでした: そのサービスからサービス固有エラー コードが返されました。」「エラー; ソース: Service Control Manager; イベント ID: 7026; 次のブート開始ドライバまたはシステム開始ドライバを読み込むことができませんでした: MRxSmb」。やはり Workstation が開始できないためにイモヅルでいろいろエラーが出ている様子。そして根源は MRxSmb が読めないことのようです。それにしてもこの日のこの時刻は 1 月の windowsupdate をした後の再起動のときです。何か関係あるのでしょうか? そして Workstation が動いていないことに結構気づかなかった事実。
MRxSmb が不健全ならということで %SystemRoot%\system32\drivers\mrxsmb.sys を観察するも、これだけ見る分にいたって平常、とりあえず MrxSmb が 以前から 3019 警告を多発していることもあるので KB884020 を入れてみるものの、状況に変化なし。ならばということで mrxsmb.sys を削除してみます。ここらへんの重要なファイルはキャッシュあたりから勝手に復元されるでしょうという期待で。そして再起動するとあっけなく Workstation が起動し平常に戻りました。イベントには Windows File Protection が働いて mrxsmb.sys を復元した旨の記録が出ました。復元された mrxsmb.sys と削除した mrxsmb.sys を比較すると署名、タイムスタンプ は同じものの、ハッシュ値が違う。詳細に見ると 0x10001 〜0x10FFF の内容が別のものに置き換わっていました。要は mrxsmb.sys が壊れていたということでした。おしまい。
検索していて「ほぅほぅ」と思った記事 → 「コンピュータの説明」は48bytes以内に納めるのが無難