DSEE の効き具合聴き具合

オリジナル音源に近い自然で広がりのあ

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061113/sony.htm
SonicStage CP 3.2 以降には DSEE (Digital Sound Enhancement Engine) という機能が追加されている。圧縮された音楽ファイルのカットされた不可聴らしい高音域の音を予測復元しより自然な再生を得られるというもの。意識で聞こえない高音も必要かもしれないと考える一派にとっては気休めになる素晴らしい技術だと思う。 Windows で動くメジャーなプレーヤーでこういった機能を持つものは初めてで一気に SonicStage CP が大好きになってしまいました。
しかし、 DSEE をオンにしてもオフにしてもその違いがわからない。耳が老化したのかもしれません。モニターがヘボいとそもそも音が出ていないことがあるが、モニターに使ったイヤフォンは 25 k Hz まで出るらしいので、やはり自分の耳がよくないということに。 15 k Hz は聞こえる。16 k Hz ぐらいから身構えていないと聞こえない。かなり小さい音に聞こえる。 17 k Hz で耳鳴りかも?ぐらいに感じるような感じないような・・・もう聞こえません。
(Flash の聴力検査で手軽はこちら)
耳での検証は耳を鍛えないと違いがわからないので、ヴィジュアライゼーションしてみました。 HDD にあった WMA ファイルの一つを見てみます。
↓これが CD に入っていた時のある時間のスペクトル (オリジナル)。

↓それが WMA (128k) になったものの、同じ時間のスペクトル。

↓そして DSEE を オン!

いかがでしょう。一度消えてしまった 16 k Hz 以降を見事に創作しています。
次に 30 秒くらいの間をヒートマップ的に見てみます。
↓オリジナル。

WMA (128k)。

WMA (128k) + DSEE。

オーバーエクスプレッションな印象とキレが弱くなった感じもしますが、よく再現しているといえるでしょう。
似たようなことをもっとちゃんとしている記事はこちら↓
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061204/dal261.htm