e-Tax の利用のご案内

関東信越国税局から角2の郵便物が届けられました。中身があるのか不安なぺらぺらの封筒でしたが、中身は薄めの A4 が二枚はいっておりました。内容は e-Tax の利用のご案内であります。「脱税した覚えはないんだけど」と普通の言い訳を考えていたのですが、ぺらいだけあって内容もたいしたことではありませんでした。
こんなものをわざわざ冊子小包でこんな大きな封筒で送るのは高いのでは?と思ったのですが、冊子小包の軽いのは、たいていは 5,000 通以上ならば 80 円以下になるということで、妥当な方法だということに気づかされました。 A4 を三つ折にする手間も含めるととても合理的です (封筒の紙資源は多く使われますが)。
せっかくコストをかけて届けてくれたので e-Tax を利用しようかとは思います。 e-Tax とは、まぁすべての税金の申告・納付がポチッとなでできるシステムという理解です。ところがこちらの「(2) 利用できる方」に

e-Taxを利用できるのは、所得税法人税、消費税、酒税及び印紙税に係る申告、全税目に係る納税、青色申告の承認申請、納税地の異動届及び納税証明書の交付請求など、税法に規定されている申請・届出等の手続を行う納税者で、インターネットを利用できる環境を有しており、かつ、電子署名用の電子証明書保有している方です。

などとあります。最後にとても敷居の高い (誤用) 条件があります。利用できるのは 電子証明書保有している方」 なんです。これは数千円から数万円の費用が発生してしまうというこですね。これでは、まず個人で利用することはないでしょう。
今年も確定申告書等作成コーナーで十分便利をさせてもらうことになりそうです。