ヤフオク詐欺訴訟

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/26/6213.html
あきらかに詐欺の場合はある程度救済される可能性があるのがこのごろのようですが、 Yahoo! の保険はいろんな理由 (ルール違反の出品を落札した場合など) をつけて適用されないようにしている感があってならないんですよ。 それより詐欺のような犯罪人じゃないけど狂った人ってのが困ったもんです。具体的には love1love1love1 とか。彼以上の狂人をあれ以来おめにかかれないくらいずば抜けたキャラだとおもいます。外務省首脳の言葉で言うところの「まことにふざけた不誠実な対応」は今も時々見ると笑えます。まぁおかしい人に対しては、結局は自分で判断して個人がリスクを負わなければならないということになるように思います。裁判の方はがんばってください。
―少し時間がたって Yahoo! ができるだろう被害の防止策を考えてみました。出品者には既に入札者制限があるので、落札側についてはこうしたらどうだろう。基本は入札時に場合によって「悪評出品者警告!」を表示するようにすることで、このクッションがあることで被害を減らせます。オークションになれていても、出品者の評価を確認せずに勢いで入札してしまうこともあるものなので、出品者の評価に 2% 以上 (総取引数が 20 に満たない場合は 5% 以上) のマイナス評価がある場合は入札ボタンを押下時「このオークションの出品者には規定以上の悪い評価があります [評価を見る]。本当に入札しますか?」を表示するというわけです。まだ評価がない出品者だった場合は「このオークションの出品者にはまだ取引完了の実績がありません〜」というようなのもありです。悪評出品者警告の基準は既存の評価システムに基づくこの方法以外に、「スペシャル悪い評価」制度も導入しましょう。「スペシャル悪い評価」は取引相手が 1 年に一度だけ「ふざけた不誠実な対応」に与えることのできる評価です。この評価は Yahoo! JAPAN に対して長文を添えて申請し、人間による審査に通った場合にのみつけられます。また評価の取り下げも可能にしてもいいです。現状でもどうにもならないトラブルは手動メールの対応をやっているわけで、申請の審査くらいの手間はかけられるでしょう (とうでもいいけど「オークションでのトラブルは出品者と落札者で解決するべき問題で、Yahoo! JAPAN は仲裁する立場にない」的なテンプレート返信はげんなりします)。スペシャル悪い評価がひとつでもあればこれも先ほどの警告をはさむようにするってのはどうでしょう。